みなさんこんにちは。
先日に引き続き、除雪機が動かなくなったときのチェックポイントをご紹介していこうと思います。
第二弾は
『除雪機が走行しない!』
『除雪機から雪が飛ばない!』
です!
まず、除雪機が走行しないときに確認していただきたいポイントは、機体の後ろの下部にある『HST切替レバーの位置』です。
大雪で機体の下に雪が多くあると、まれにレバーを押してしまい、「自走」ではなく「手押」になっている場合があります。
こうなってしまうと、走行クラッチレバーを握っても動力は伝わらないので、レバーを「自走」に戻してみてください。
次に、除雪機から雪が飛ばないときに確認していただきたい点が、『シャーボルトが切れていないか』ということです。
『シャーボルト』とは、機体の前方の刃についている安全ボルトのことで、クロスオーガ搭載モデルでは5本、通常モデルでは3本ついています。
エンジンを止めて刃を一枚ずつ手で回してみて、くるくると簡単に回るところがあればボルトが折れているので交換してください。
ボルトは純正工具の中に数本入っています。もし少なくなってきたら当店でも購入できますので、ご来店ください。
また、除雪をし始めるとエンジンが止まるという場合は、雪が詰まっている場合がありますので、確認してみてください。
~まとめ~
・走行できないときは、「HST切替レバー」を「自走」側に倒す
・雪が飛ばないときは、エンジンを止めてオーガの安全ボルトが折れていないか確認する
・オーガに雪詰まりがある場合は、エンジンを止めて雪を取り除く
以上、除雪機が動かないときと雪が飛ばないときの簡易チェック項目でした。ご参考ください。
次回は「ハイブリッド除雪機編」を予定しております!